年間を通して天皇陛下のお仕事内容はすごく大変!?

皇室見聞録管理人の咲耶です!

本日のテーマは「年間を通して天皇陛下のお仕事内容はすごく大変!?」です!

私たち国民が皇族方を拝見するのはテレビで報道された時がほとんどですが、ご公務でさまざまな催しに出席されているということは知っていますがそれ以外にも数多くの仕事をされているという話も聞きますよね。


でもその内容はあまり公にされることがありません。いったいどんなことをされているの?というところを今回は見ていきたいと思います!

天皇陛下の年間通して主な仕事内容は?

陛下がお仕事をされているのは海外から訪れるお客様に会ったり諸々の式典に出席するなどテレビで流れることくらいしか私たちにはそのお仕事の大変さはわかりませんよね。

ですが昨年、生前退位のお気持ちを自らの言葉で表明されたことで一般人にはわからない多くのお仕事をされていることが話題に持ち上がるようになりました。

その年間通しての内容を知ると「こんなに大変だったの!?」とびっくりしてしまうくらいの激務を即位してから今日まで粛々と続けてこられたんですねー。

では、お仕事はどういったものを指すかということですがまずは憲法で決められた国事行為を行うということ。

国事行為というのは総理大臣の任命や各大臣、最高裁判所長官の任命、国会の召集、法律や条約の公布、大使の信任状の認証、栄典の授与、外国の要人の接受などがあります。

内容を具体的にお伝えすると、さまざまな閣議で決定された書類はお手元に届けられると丁寧に目を通し署名や捺印を行うそうですが、それだけでも年間で約1000件もこなされているそう。

しかもこの作業もどこかの会社の社長のようにただチャッチャと署名と捺印を繰り返すのと大変さは訳が違いますよ!

閣議で決定された重要な内容の書類ですので署名も毛筆でされ、御璽(ぎょじ)と呼ばれる公印を押すという作業。これを毎週火曜日と金曜日の午前中の閣議終了後に午後から皇居内で行われています。これをご執務といい、これら決済を遅らせることができないためたとえ体調不良で大変だったとしても休めるものではないんです。

例えばご公務で地方にお出かけになっていたとしてもこのお仕事は必ず行う必要があるためホテルなどで執務を行うんだそう。ご静養中でどこかの御用邸にいらっしゃっていても職員が書類を運んでご執務を行われるということです。

また、国事行為のひとつに栄典の授与というものがありますが、これはよくテレビで報道さている天皇陛下から叙勲や褒賞の勲章を手渡すという仕事です。

一般の表彰などは上位数名に授与される場合がほとんどです。

テレビで見ていると栄典の授与もそれらと同じように数名に手渡しているだけでそれほど大変なお仕事には見えませんが、実際には全員に手渡されているということです。その数、春と秋のシーズンで約5000人近く。

ただ勲章を手渡すだけではなくそれ以前に授与される対象者の名簿と受賞理由が書かれた「功績調書」と呼ばれる書類の内容に全て目を通し許可の印を押すというご執務を行なってからの受賞となるわけです。

この膨大な書類に目を通しているため叙勲のシーズンにはご執務の時間が6時間にもなることがあるそう。我々がテレビで見ているのはこの作業のほんの一部だけだったんですねー。まさか私たちの知らないところでこれほど大変なお仕事内容だったとは・・・。

ですが今挙げたものは国事行為の中のほんの一部で、これ以外にも数多くの大変な公務をこなされているということになりますよね。

さらにこのほかに公的行為というお仕事があり、これらは国会の開会式への出席、行幸敬、外国への訪問、国賓・公賓の接遇、ご会見、ご引見、拝謁、お茶会、ご会釈、午餐、晩餐、園遊会、外国大使の信任状奉呈式、ご親書・ご親電などの内容。

行幸敬では被災地にお見舞いに訪れたり戦没者の慰霊、全国植樹祭、国民体育大会などの行事への出席、福祉施設等への訪問など、即位してから15年間で47都道府県全てを訪問されています。

行幸敬というのは天皇皇后両陛下が一緒にお出かけになることで、そうでない場合には行幸と言います。かつてはお二人がお出ましになることは少なかったそうですが、今上天皇の代になってからはほとんどがお二人でのお出かけというイメージではないでしょうか。

これにも理由があり昨今では功労者や表彰者が配偶者を同伴することが多いため同じように両陛下でお出ましになっているそう。

それに、行幸敬で訪れた先の国民はお二人でお越しいただいた方が断然喜ぶでしょうし、被災地へ訪れたらお二人がお見舞いに訪れてくれたということだけで大きな励みになることは間違いないでしょうからきっとお二人もそのことをよくご存知なのかもしれませんよね。

天皇陛下のスケジュールはとても大変で分刻みで決められているということですが、被災地訪問の際には時間を気にする侍従を尻目に被災された一人一人に優しくお声をかけておられるんだとか。こんなところが国民からも海外からも賞賛される理由なんだと思います。

聞きなれないのはご親書やご親電といったものですが、この内容は各国の元首からの書簡へのお返事や陛下が元首に出される書簡のことを親書、元首の誕生日の祝電や逝去などの慶弔、あるいは災害などのお見舞いの電報やご答電をご答電といい、直接訪問する以外にもこれらの手段を通して国際親善をされています。

これらのお仕事は一日に一件というわけではなく、何件もの公務を行う時もあるということです。

ここに挙げたものはほんの一部で、このほかにもたくさんの公務をこなしているわけです。その数は年間で約700件にもなるそう。

昨年、生前退位のお気持ちを表明された時に「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが難しくなる」とおっしゃっていましたが、国民の目に触れるお仕事内容を見ただけでも80歳を過ぎたお体にはかなりの負担になることが一目瞭然ですよね。


宮中で行われる知られざる仕事とは?

ここまでは私たちが天皇陛下のお仕事内容として認識できているご公務についてお伝えしてきましたが、実はこのほかに国民は知らな大切だけど大変な儀式が宮中では行われています。

これを宮中祭祀と呼びますが、これは国事行為や公的行為とは異なり私的に執り行う儀式とされています。

私的とは言っても天皇陛下の一番大切なお仕事は「祈る」ということ。

祈ると聞くとそれほど大変なイメージは湧きませんが、実は宮中で行われる祭祀は公にされていませんが年間で見ても想像以上にたくさんあり、ひとつひとつの儀式もかなり大変なものなんです。

「祈るって何?」

と思う方も多いかもしれませんが、実は天皇陛下は神道においての最高神官なんです。

日本は宗教色が余り濃くない国ですので最高神官と言ってもピンと来ないかもしれませんが、実際にはローマ法王と同じ立場と言ってもいいくらいの高貴なお方なんですよ。

ですので大切な年間のお仕事内容に「祈る」ということが含まれて当然。陛下ご自身も皇太子時代からこれらの伝統的な祭祀をとても大切にされてきました。

ただ、これらの儀式は国民に公にされることはなく天皇家の秘儀行事として受け継がれてきたんです。

この儀式は宮中三殿で行われます。宮中三殿とは賢所、皇霊殿、神殿の三棟の総称で、ここで神や祖先に感謝し国民の幸せや繁栄を祈ります。

お仕事内容で年間通して一番忙しい日は元旦。この日は早朝5時半から古式装束を見にまといその年初めての宮中祭祀「四方拝」が行われ国家安寧と豊作を神々に祈ります。

その後「歳旦祭」と呼ばれる儀式で宮中三殿に拝礼を行いアマテラスオオミカミや神武天皇始め歴代天皇、八百万の神々に五穀豊穣と国民の加護を祈ります。

その祭祀の内容は秘儀とされ誰も目にしたことがないということですが元旦の極寒の中、宮中三殿には冷暖房などはなく古式装束をまとって行う祭祀は高齢お体にはかなりの負担になるはずです。

「寒いからダウン持ってきてー!」

なんていうことなんてもちろんできません。

元旦はこれらの一連の祭祀が終了後に皇居・宮殿にて「新年祝賀の儀」が行われ、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、そのほかの宮家皇族方の新年のご挨拶を受けられ、続いて首相、大臣、官房長官、副長官、副大臣、衆参議員議長、国会議員、最高裁判所長官、判事、高等裁判所長官(それぞれ夫妻で)、などのご挨拶を部屋を移動しながら受け、午後からは各国の駐日大使夫妻のご挨拶をお受けになります。

新年祝賀の儀が行われる前には日ごろ身の回りのお世話をしている侍従の方たちのご挨拶も受けられるということですから元旦は年間で最も多忙で大変な日なんです。

この元旦に行われる「四方拝」から始まって1月3日の元始祭、4日の奏事始、7日の昭和天皇祭、30日の孝明天皇例祭、2月17日の祈年祭、春分の日の皇霊祭、神殿祭、4月3日の神武天皇祭、皇霊殿御神楽、6月16日の香淳皇后例祭、6月30日の節折、大祓い、7月30日の明治天皇例祭、秋分の日の皇霊祭、神殿祭、10月17日の神嘗祭、11月23日勤労感謝の日の新嘗祭、12月初旬の賢所御神楽、12月23日の天長祭、12月25日の大正天皇例祭、12月31日の節折、大祓いまで、年間通して20件ほどの祭祀を行なっているんです。

これらの儀式の中には皇極天皇から続くものや奈良時代や平安時代のやり方をそのまま行うものもあるということで、私たちが神社に行った時にパンパン!ペコリ!「どうか素敵な恋人と結ばれますように!」なんて祈るものとは雲泥の差で神憑り的な祈りだと思いますのでかなりの重労働だということは間違いないですよね。

皇族方が一般参賀で年始にお出ましになるのはテレビで報道されますが、実際には年が明けた直後から激務をこなしてからのお出ましなんですね。

国民がカウントダウンパーティーだの年越しそばだの、ハッピーニューイヤーだのと浮かれ立って大騒ぎしている時に皇居ではこんなに大変な祭祀が行われているなんて、知る人は少ないでしょうね。

元旦に行われる宮中の最大祭祀の四方拝と並ぶものは勤労感謝の日に行われる新嘗祭です。有名な祭祀ですので名前は聞いたことがあるかもしれませんが、これは年間に行われる宮中祭祀の中でも最も重要とされる行事のひとつで、飛鳥時代の皇極天皇から続く儀式と言われています。

神嘉殿に皇祖始め神々を招き収穫を感謝します。同年に収穫した作物をお供えし神恩に感謝した後で陛下ご自身もお召し上がりになる儀式。天皇自らが栽培した新穀をお供えするそうですよ。

夜6時と11時に行われ1回に2時間もかかると言われていて、この間は正座をされているそうですがこの儀式は皇太子殿下も見ることができない秘儀なんだとか。

話だけ聞いているとものすごく神秘的で神々しい感じがしますが実際にこれら祭祀を即位してから今日まで続けて来られるというのは並大抵のことじゃないと思います。

こんな儀式を行うのは日本特有のことじゃないかと思いますが、さすが日本は神の国ですねー。外国の方たちが皇室に一目置く理由がわかる気がしますよね!

天皇陛下は会社員より大変!休日は?

年間通してこんなに大変な生活をされてきたことに驚いてしまいますが、普通に考えても83歳という年齢でこれらを全てこなすのには無理があることはよくわかりますよね。

お仕事内容がわかったところで気になるのは休日はあるの?ということです。

一般的なサラリーマンは土日祭日は当然。お盆休みに夏休み、お正月休みが当たり前。長い休みにはバカンスに出かけたり家族サービスに励んだりというのが普通ですが天皇陛下の年間通しての休日は驚くほど少ない約80日ほどなんですよ!

テレビでご公務にお出ましの姿が流れるとまるでそれ以外はお仕事はなく毎日美智子さまと御所でのんびり過ごされていると勘違いしてしまいますが、それはとんでもない思い違いですよね。

テレビで私たちが見るのはほんの氷山の一角だったということになりますがサラリーマンの年間の休日が平均113日とされている現在、わずか80日程度とは・・・。

それも83歳という年齢ですから!

これまでの天皇に比べても年間のお仕事の数は格段に増えているということですが、被災地や福祉施設などに訪問する数も昔と比べるとかなり増えているはずですからこんなに激務になってしまったんですね。

私の80歳を超えた叔父や叔母を見ていても、当然仕事はずいぶん昔に引退し毎日家でのんびり過ごしている人ばかりです。

この年齢になると、いくら健康な人でもひとつひとつの動作も機敏には動けませんし、年齢による制限がかなり出て大変になるのが当たり前です。

普通の人たちが隠居生活を楽しんでいるのに天皇陛下は定年もなく、こんなにご高齢になってもサラリーマンよりも少ない休日で即位した当初とほぼ変わらないお仕事をこなすとは想像しただけでもすごいことですよね!しかも、がんや心臓の手術を行っていながらこの激務・・・。一般的にはそれらの大病を患ったら引退したいと思うところですが想像を絶してしまいます。

以前、インフルエンザでご公務をお休みされるということがありましたが、この時にも普通の会社員ならインフルエンザになると何日も休みを取るのが当たり前なのにま「体調を見ながら公務を・・・」という宮内庁の発表に国民は驚愕したことがありましたが、いくら医療チームに完璧に体調管理されているとはいえ高齢のお体にこの休日では負担も大きいでしょうね。

インフルエンザでも仕事をすることを検討した宮内庁の職員はきっと週休二日制なんでしょうけど・・・。

両陛下はいつも穏やかで優しい笑顔を私たちに向けてくださいますが、その裏でこれほどの激務を即位してから続けて来られたということをもっとたくさんの人たちが知るべきじゃないかなと思います。

これらを知ると自分の会社は年間の休日が少ないと不満タラタラ言うわけにはいきませんね。

ということで今回は「年間を通して天皇陛下のお仕事内容はすごく大変!?」で私の個人的意見を交えてお伝えしましたー!


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